朝6時過ぎに自宅を出ると一石二鳥

私は会社員時代、朝6時過ぎには自宅を出て、7時前には会社近くの早朝から営業している喫茶店で過ごしていました。

私のような都心に住む人間にとって、朝早く家を出ることの最大のメリットは満員電車に乗らなくて済むことです。

リモートワークが浸透したとはいえ、今もなお出勤が求められているという方は多いでしょう。

満員電車は必要以上に移動のためのエネルギーを奪われるだけでなく、精神的にもイライラした状態から1日の仕事をスタートさせることになるので悪いことずくめです。

しかし、朝早く自宅を出れば電車は空いていて、路線によっては座ることもできます。

座ることができれば、読書や勉強をするなど移動時間をより有効活用できるようになりますので一石二鳥です。

私は、空いている電車で通勤し、早朝から営業している行きつけのカフェやファミレスといった「朝専用のサードプレイス(自宅、学校、職場とは別の居場所)」を活用することをおすすめしています。

こういったお店で朝時間を過ごすメリットは、周囲に適度な雑音があるのでかえって集中しやすくなる点にあります。

また、朝早い時間帯だと、思いのほか勉強や作業をしている人が多かったりしますので、そのような人たちにどこか勇気づけられたりもします。

人によっては、自宅よりもお店で勉強や作業をするほうが集中できて、インスピレーションを得やすいということもあるでしょう。

朝の時間を過ごすときの選択肢として、自分なりのサードプレイスを開拓してみてはいかがでしょうか。

生産性の高い「午前中」を長くする方法

よく「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」と言われますが、長いこと朝型生活をしてきた私の実感としても、これは納得できるところがあります。

脳科学や睡眠医学からすると、人は眠っている間に前日の記憶を整理して戸棚にしまい込む睡眠をとるため、朝起きたときが、1日のなかで一番頭がスッキリしている時間帯と言われています。

こうしたことを踏まえると、早朝から昼にかけての午前中は、「午前中」を長くする工夫企画や資料作成など頭を使う仕事、アイデアを練るなどクリエイティブな作業に最適だと考えています。

高田晃『とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力』(明日香出版社)
高田晃『とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力』(明日香出版社)

私もこれらを早朝から午前中にスケジューリングしています。

そのため、SNSのチェックや投稿といった行動はなるべくこの時間帯にもってこないようにするなど、生産性の高い午前中の時間帯にやるべきことを常に強く意識しています。

また、ひとつの工夫として、昼食は一般的なランチタイムからは少し遅めの13時過ぎにとるようにしています。

これは単にお店の混雑を避けるためだけでなく、眠気が襲ってくる昼食後の時間をできるだけ遅らせることで、午前中のクリエイティブな時間を長めに確保したいからでもあります。

仮に1時間お昼休憩をとったとして、14時ごろからもうあと1〜2時間業務を頑張って、その日の仕事は終わり。こんな流れが私の1日の典型的なパターンです。