惰性的な時間の使い方をしない方法

Step3 1日のスケジューリング

Step1で設定したゴール、Step2で洗いだしたタスクを踏まえて、今日はどのように行動するのかを具体的に書き込みます。

すでに決まっている商談やミーティングなどもあるでしょうが、細かいところまでスケジュール化していくのがコツです。

私の場合は、あらかじめ週間スケジュール表(ウィークリーページ)に大まかな予定を記入し、モーニングルーティンの時間にデイリーリフィル(1日計画表)へと転記して、より詳細に組み立てています。

スケジューリングのポイントは3つです。

1.「理想の時間の使い方」に近づける

自分がパフォーマンスを発揮しやすい形に1日をデザインしましょう。

2.細切れの「スキマ時間」や「移動時間」を有効に使う

たとえば、「この電車移動時に本を半分まで読んでしまおう」「たまっているメールは、この待ち時間で一気に処理してしまおう」「この時間で10分間だけ仮眠をとろう」といった具合です。

このようにあらかじめ決めておかないと、ただ何となくスマホをいじったり、SNSを見だしてしまったりと、つい惰性的な時間の使い方をしてしまうためです。

3.バッファ(余裕時間)を必ず確保する

具体的にどれぐらいのバッファをもてばいいかという目安はありません。

私の場合は、午前と午後に最低でも1時間ずつは予定が入っていない時間を確保しています。こうすることで、不測の事態にも対応できるようにしています。

作業時間は30分が目安

ここまで便宜上、3ステップに分けて解説してきましたが、実際にはStep1〜3を行ったり来たりすることもあるでしょう。

高田晃『とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力』(明日香出版社)
高田晃『とにかく早起き 自分を変える一番大事な習慣力』(明日香出版社)

たとえば、タスクの洗いだしをする中で「今日のゴール」が固まる場合もあれば、スケジュールを組む中でタスクを追加・削除する場合もあります。

いずれにしても、慣れるまでの目安は30分ほどです。

慣れてくれば15〜20分で済むようになる方もいると思いますが、その分余った時間は2つめのモーニングルーティンである「夢活」に回して構いません。

また、Step1~3に慣れてきたら、自分ならではの検討項目を加えてみるのも面白いでしょう。

私は自作のデイリーリフィルに「起床時間」「睡眠時間」「心の状態」「体の調子」などを書き込める欄を設けたり、前日のよかった点・反省点を振り返れるような「振り返り」欄を用意しています。

常に課題意識をもち続けるために「今の課題とやるべき事」という欄もあるほどです。

ここまで行うと、単に効率的になるだけではなく、「1日1日を丁寧に、しかも自分の主導権で過ごせている」という手応えが生まれます。

まさに、“受け身の生活”から一歩抜けだし、自分の人生をデザインする感覚をつかむための大きな第一歩といえるでしょう。

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