超合理主義者が10年以上続けているメソッド

こうしたプランニングの効果について、「計画を立てる時間自体がもったいない」「その時間でタスクを進めたほうが早いのでは?」と疑問をもつ方もいるかもしれません。

ですが、トータルで見ると、“的を射た行動”を取れるようになる分、圧倒的に効率がよくなることが私自身の経験、そして私が主宰する講座やコミュニティの受講生たちの成果によって証明されています。

「とにかくムダを排除したい」という私のような超合理主義者が10年以上続けているのも、その効果を身をもって体感しているからにほかなりません。

ですので、ぜひ朝30分で1日をデザインするルーティンにチャレンジしてみてください。早い人であれば、1週間も経たないうちにその効果を実感できるでしょう。

予定をただこなすだけの身な生活から脱却し、手応えと充足感のある毎日へと変わっていくことをお約束します。

1日をデザインする3ステップ

ここでは、モーニングルーティンとして挙げた「1日をデザインする時間」について、具体的にどんな作業をするのか、そして30分をどう使うのかを説明していきます。

やることは大きく分けて、次の3つのステップです。

なお、ここでは手帳を使うことを前提に解説しますが、白紙のノートやアプリなどのデジタルツールでも同じように実践できます。ぜひ、自分に合った方法を試してみてください。

Step1 今日のゴール設定

まずは「1日が終わったときに、どういう状態にあると理想的か?」を考え、今日1日で得たい結果を定めます。

ゴールが1つだけの日もあれば、複数ある日もあるでしょう。

ただし、あまり多すぎると焦点がぼやけやすいため、3つ以内に絞り込むのがおすすめです。

「今日の夜、布団に入るときにはどうか?」といつもの感覚をもって過ごせば、“ゴール”を朝のうちに決めておくことができます。

Step2 重点タスクの洗いだしと優先順位づけ

いわゆるタスクリストの作成です。

今日やるべきことを一覧化し、優先順位を決めていく過程は、「自分にとって何が重要で、何を切り捨てるべきか」を判断する行為でもあります。

仕事だけでなく、家庭のことなど多岐にわたるタスクを管理するには工夫が必要です。

一般的にはA・B・Cのランク分けが使われますが、より細かく分けたい場合はA+やA−のようにプラスやマイナスの記号を加える方法もあります。

また、タスクを色分けするのも一案です。

私の場合は、仕事関係を「赤」、プライベートを「青」、自分の目標達成に関わることを「緑」といった具合にマイルールで分類しています。

もし「緑」のタスクが少ないと気づいたら、スケジュールを微調整して目標に近づけるよう工夫します。

さらに、「このタスクはどれくらい時間がかかるか」の見込み時間も書き込むようにすると、後のスケジューリングがスムーズになります。

優先順位の表記方法や色分けには、これが正解というものはありません。試行錯誤しながら、自分に合ったやり方を見つけてみてください。