「1÷e」回目まで見送ると確率が高まる
数学のアルゴリズムは、その時点で出会ってきたすべての人たちよりも優れた相手を選ぶように指示します。そして、3回に1回は、100人の中で最高の人を見つけたことを保証してくれます。ただし、最初の38人の中に最も素敵な人がいた可能性もあるので、必ずしも保証されるわけではありません。しかし、3回に1回は、可能な限り最高のパートナーに出会えるでしょう。それがポイントです。
こうした戦略は実際にゲーム番組にも応用できます。あるゲーム番組では参加者の目の前に20個の箱が用意されており、その中にはそれぞれ額が異なる賞金が入っています。ここでも、先に十分なデータを見ておく必要があります。20個のうちの38%を見てから、次の箱を選びます。なぜなら、箱を開けたら、それを選ぶか拒否するかのどちらかだからです。
つまり、「これまでの傾向からして、次の箱の方がより良いのかもしれない」と推測するのです。こうした戦略は、人生、レストラン、恋愛、そしてゲーム番組など、様々な場面で役立ちます。
もちろん人生のパートナーを選ぶ場合は、相手の同意が必要なのは当然のことではあるのですが。ここで絶対に忘れてはならないのは、この方法を使うのであれば、「あなたは数学的に選ばれた最高のパートナーだよ」と正直に伝えるのはやめるべきである、ということです。なぜなら、その奇妙な事実を相手はきっと嫌がるからです。


