ギャンブルで絶対に勝てない仕組み

しかし、運の良かった数人に払うべき金額を、運が悪かった大多数が落としていった金額が上回るため、企業として利益を得ることができるのです。そして、ここが唯一にして最大のポイントです。カジノで公平にプレイしていれば、ルーレットには36個の数字があり、賭けられる数字は36個です。

豪華なカジノテーブル
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ですから、1ドル賭けて当たれば、36ドルが返ってくるはずです。もし本当にそうであれば非常にフェアなゲームであり、究極的には誰かが儲もうけを得ることはなくなります。しかし、ルーレットには余分な数字があります。0があり、アメリカではしばしば00(ダブルゼロ)があります。

つまり、カジノは36個の数字があるかのように配当を支払いますが、実際には一般的に37個(ヨーロピアンルーレット)か38個(アメリカンルーレット)の数字が用意されています。つまり、勝利する確率は38分の1にもかかわらず、配当金は36分の1であるかのように支払われているのです。

つまり、実質的には、そのゲームをプレイするためのお金をカジノに払っていることになります。0や00はカジノ側が有利になるために存在しているのです。宝くじについても、この点は同じです。宝くじというものは、当せん者に支払われる金額よりもチケットの購入金額の合計の方が多くなるように設計されています。

目先の「大当たり」に騙されて損をする人

ロト6という宝くじでは6つの数字が当たれば100万ポンド、5つの数字が当たればそれよりも少ない金額、3つの数字が当たれば10ポンドが返ってきます。しかし、全体としては、一般の人々が支払う金額の合計が賞金として支払われる金額の合計を上回るため、宝くじを運営する人々が儲かるのです。

ですから、繰り返しますが、毎週宝くじを買っている人は、長期的に見ればお金を失っていることになります。面白いのは、イギリスの宝くじでは3つの数字を当てると10ポンドもらえるということです。でも、3つの数字を当てる確率は50分の1です。

つまり、配当としてはそれほど高くありません。10ポンドを得るためには50ポンド払わなければならないので、長期的には宝くじを運営する会社に40ポンドを支払っていることになります。しかし、この事実を人々はなかなか理解してくれません。夢のような大当たりばかりに注目してしまうのです。

ギャンブルをする際に私たちの頭を悩ませるのは、長期的に見て、賭ける価値があるかどうかを見極めなければならないということです。例えば、3つの数字を当てると60ポンドが支払われる宝くじがあるとします。3つの数字が当たる確率は50分の1で、1枚あたり1ポンドです。