“自分”を出すのに33年かかった

私も今回のことで『人に育てられたシロクマ・ピース』という本を手に取ってみたのだが、「高市家の新しい妹」のピースが、お姉ちゃん(小3)とお兄ちゃん(幼稚園・年長組)と一緒に寝ている写真など、とんでもなくかわいい。雅子さまはそれらを見て、「夢」を募らせたに違いない。クマ舎で高市さんから説明を受け、その後は高市さんとだけ懇談するはずだった。だが急遽、家族も交えての懇談となったそうだ。ピースを初めて動物園に置いて帰った日のことを高市さんが語ると、雅子さまはバッグからハンカチを取り出して涙を拭われていたという。

最後には池田敬明園長に、「実は」と言って、「私は子供の頃に飼育係になりたいと思っていました」と語ったそうだ。雅子さまがこんなに自分というものを出すなんて、まさかこんな日が来るとは。

参考:朝日新聞「皇后さま、動物園で語った『もう一つの夢』 愛媛を訪れピースと対面