94歳でも往復4時間通勤、基本はウォーキング
FIFAワールドカップ2026、そして毎年恒例の全国高等学校野球選手権大会、愛知・名古屋アジア大会など、スポーツの大会を熱心にご覧になった人も多いでしょう。また、観戦するだけでなく、最近は街のあちこちに気軽に通えるジムも増え、仕事帰りに通ったり、休日にはフットサル、テニス、野球、あるいはランニング、ウォーキングをして汗を流す人もたくさんいらっしゃいます。
私自身、スポーツの種類は問わず、日本代表の試合があるときには、人一倍熱を入れて観戦しています。学生時代にはバスケットボール部に入っていましたので、試合があればとくに注目しています。
運動習慣という点では、94歳になった今も積極的に身体を動かすようにしています。とはいえ、特別なことをしているわけではありません。現在も一年を通して、週に2日、3日は、片道2時間の電車を乗り継いで大学に通っていますので、基本はウォーキングです。元気なときはできるだけ階段を使って、筋力の維持に努めています。自宅では、エアロバイク、ダンベルといった運動器具を使って、筋力トレーニングをするのが日課です。また、すでに運転免許証は返納していますから、買い物にいくときは、自転車を漕いで近くのスーパーやコンビニに出かけます。
日本人は運動不足、運動習慣は健康寿命に影響
「運動習慣」は健康を維持するために欠かせません。
しかし、残念ながら日本人は全般的に運動不足です。厚生労働省のデータ(令和6年国民健康・栄養調査報告)によると、「運動習慣のある者」(1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者)の割合は、「男性で38.5%、女性で31.5%」となっています。
ただ、歩数については、光明も見られます。歩数の平均値は男性で7763歩、女性で6495歩となっており、厚生労働省が策定した「健康日本21」(第三次)における1日の歩数目標である「7100歩」に近い値となっています。
運動習慣は「健康寿命」にも影響を与えます。
健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。平均寿命は世界トップクラスの日本ですが、平均寿命と健康寿命の差を、2022年のデータで計算すると、男性で8.48年、女性で11.64年もあります。長生きしたとしても、亡くなる直前まで元気でいられるわけではないということです。
【平均寿命】
男性:81.05歳 女性:87.09歳
【健康寿命】
男性:72.57歳 女性:75.45歳
【平均寿命と健康寿命の差】
男性:81.05歳-72.57歳=8.48年
女性:87.09歳-75.45歳=11.64年
(参照:厚生労働省「健康寿命の令和4年値について-健康寿命※の推移と健康日本21(第三次)の目標」


