親の上手な褒め言葉で、子どもの才能はグングン伸びます。一方で「子どものため」を思って投げかけた言葉が、脳科学的に逆効果になることがあります。子どもの感性や創造性を育てる「親のひと言」とは――。
GOODワード編「いいね、やったらいいんじゃない」
子どもが「これやってみたい」と言いだしたら、親は腕の見せどころです。「まだ早い」「無理だよ」と止めるのでなく、「いいね、やったらいいんじゃない」と背中を押してください。
親にとって重要な「待ちの姿勢」は、この瞬間のためにあります。親が先まわりして「これをやりなさい」「やってみたら」と言うのでなく、子どものほうから「やりたい」と言いだすのを待つ。言いだしたら、すかさず「いいね」と肯定する。子どもの自主性を育てる近道は、親が待ちのテクニックを身につけることです。
脳科学的には、自分で決めたことに挑戦するとき、脳は最も活性化します。学びの深さも、親に言われてやることと全然違います。
「やってみたら?」でなく、「いいね」と肯定することが、「自分の意思が尊重されている」という実感を与え、子どもの挑戦する勇気を引き出します。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


