親の上手な褒め言葉で、子どもの才能はグングン伸びます。一方で「子どものため」を思って投げかけた言葉が、脳科学的に逆効果になることがあります。子どもの感性や創造性を育てる「親のひと言」とは――。
GOODワード編「お部屋が片づいてきれいになったね」
「すごいね」「偉いね」は、実は何も伝えていません。何がすごいのか、何が偉いのか、子どもにはさっぱりわかりません。
ぜひ試してほしいのが「事実の称賛」です。「お部屋が片づいてきれいになったね」「積み木を高く積めたね」と褒めたい事実を具体的に伝えると、子どもの脳は「自分の実績」を認識します。
賢い子を育てる親は「褒め方のエキスパート」です。子どもの「できなかったことができた瞬間」を逃さず、その場で褒める。絶妙のタイミングで褒めれば、子どもの脳からドーパミンが分泌され、「もっとやりたい」という意欲を引き出します。
抽象的な褒め言葉ではなく、具体的な事実を言語化する。ちょっとした親の努力が、子どもの自己認識を育て、次の行動への原動力になります。親の観察眼が試される瞬間です。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


