親の上手な褒め言葉で、子どもの才能はグングン伸びます。一方で「子どものため」を思って投げかけた言葉が、脳科学的に逆効果になることがあります。子どもの感性や創造性を育てる「親のひと言」とは――。
わが子のためと思ったその言葉が逆効果に
親が無意識に発した何げないひと言が、子どものやる気を奪い、才能の芽を摘むことがあります。とくに小学校に入る前は、親の言葉を素直に受け取る子が多いので要注意です。
ここで紹介するNGワードは、どれも「子どものため」を思って投げかけた言葉ばかり。しかし脳科学的には、逆効果になることが少なくありません。たとえば、きょうだいや友だちなどほかの子どもと比較する言葉。「○○ちゃんはできるのに」と言った瞬間、子どもの脳は「自分はダメなんだ」と意味づけてしまいます。
あるいは、親のリベンジを押しつける言葉。「お母さんができなかったことをやってほしいの」と言われたら、子どもは自分の意思でなく、親の期待に応えるために生きることになります。
こうした言葉が積み重なると、子どもは「安全基地」を失います。見守られている安心感はなくなり、脳は挑戦する勇気をもてません。
もしここで挙げたNGワードを読んで、「あ、自分も言ってるかも」と思ったら改めるチャンスです。言葉を変えるだけで、子どもの未来は大きく変わります。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


