20年で約858万円の赤字

一方、仮に2割の支出削減をしなかった場合、65~69歳は毎月5万1287円、70~74歳は同3万7245円、75歳以上は同2万7225円の赤字が続きます(図表1参照)。この数字に基づき、65歳からの20年間の赤字の総額を試算すると、約858万円です。

収入を増やしたり、貯蓄を切り崩したりしながら、この赤字をまかなわなければなりません。医療費や介護費、住宅リフォーム代などがかさめば、さらに数百万円が必要となるでしょう。

私たちは「老後に必要な資金はいくらか」と聞かれたとき、生活費を補填するお金に加え、娯楽や医療・介護、住宅リフォームなどの臨時支出に対する予備費として、夫婦で1000万円ほど準備しましょうと伝えています。