若年層もシニア層も捉えるニーズとは
冷凍食品の消費は、若年層からシニア層でも活況です。
単身・共働き世帯で調理の時間をなかなか取れない生活者にとってだけではなく、加齢とともに調理の負担が重くなってきている生活者にとっても、電子レンジで温めるだけで準備できる冷凍食品は生活の支えとなっています。
とりわけ好調だったワンプレート冷食は、洗い物を減らせることから、準備だけではなく片付けの手間も削減できます。
コスパや栄養バランスにも優れていることから、「簡便化」「節約」「健康」のすべての点で魅力的な商品であるがゆえに爆発的に市場を伸ばしたと言えるでしょう。
また、冷凍ブロッコリーの好調を支えていたのは若年層男性。
健康というとシニア層が重視している印象もありますが、健康から派生する体づくり・美容は若年層の関心が高い分野です。
このように、若年層からシニア層までニーズの違いを捉えながらも幅広く需要を取り込んでいくことが、市場の成長には欠かせないのではないでしょうか。
(文=市場アナリスト 木地利光)


