脳神経外科医が提案する「新習慣」
続いて、4位以下から、注目の書籍をご紹介します。
第4位にランクインしたのは、『ミニマル脳習慣』でした。脳神経外科医の菅原道仁さんが、脳のパフォーマンスアップにつながり、かつ気軽に日常生活に取り入れられる「ミニマル脳習慣」を教えてくれる一冊です。
本書の習慣は、やる気を出す、集中力を高める、人間関係で疲弊しないなどの7つのテーマに分けられています。
例えば、「やる気を出す」の章で紹介されているのが、先延ばしをなくす習慣。お風呂に入る気になれないなど、どうしても体が動かないときには、「湯船につかったら、さっぱりして、気持ちいいだろうな~」と想像してみましょう。たったこれだけで、脳内でドーパミンが分泌され、「ちょっとやってみようかな」という気分になるといいます。
さらに、妄想すら面倒なときは、口角を上げるだけでも効果があるそう。口角が上がると、脳は「今、自分は楽しいことをしている」と錯覚し、実際に楽しい気分になってくるのです。
このように、本書で紹介される習慣は、特別な道具や準備が不要で、誰でもすぐに取り入れられるものばかり。頑張りたくないけど生活をちょっと良くしたい、そんな欲張りな人にぴったりです。
逆算法で「強み」を見つける
自分には強みなんてないから、がむしゃらに頑張る以外に道はない――そう思い込んでいる人に手に取ってほしいのが、第5位の『13歳のときに知りたかった強みの見つけ方』。
著者の土谷愛さんは、強み発掘コンサルタントとして、これまで1万人以上に独自の自己分析メソッドを伝えてきました。そんな土谷さんは、「強み」が見つからないのは、あなたに「強みがない」からではなく、「強み」という言葉の定義があいまいだからだと断言します。
本書では「強み」を「目的を叶えるために役立つ特徴」と定義します。目的を叶えるために最適な「特徴」を、自分の中から取り出して使う――。そう考えてみれば、いろいろな強みが見つかりそうな気がしてくるはずです。
土屋さんのメソッドでは、まず「目的」を決め、それに使える特徴を探すという「逆算法」で強みを見つけます。具体的には、次の3ステップです。
・ステップ1:「見つけた強みをどんなことに活かしたいのか」という「目的」を決める
・ステップ2:目的を叶えるために持っている、自分の「特徴」を知る
・ステップ3:「目的を叶えるにはどんな特徴が必要か? その特徴は自分にあるか?」と考え、特徴を「強み」に変える
具体例が豊富で、「自分も強みが見つかりそう」と思える本書。頑張る自分にもっと自信がほしい人にとって、必読の一冊です。


