「高強度の運動」であることが重要

ここで重要なのは、HIITが一つの決まったやり方ではなく、上位概念だという点です。HIITという言葉の中には、強度設定、動作選択、回復の取り方など、非常に幅広い設計思想が含まれています。そのため、同じ「HIIT」という名称が使われていても、体に入る刺激の質は大きく異なります。

だからこそ、「HIITをやっているのに体が変わらない」という人が出てきます。時間が短いだけで強度が曖昧な運動や、インターバル構造はあっても全身が十分に動員されていない運動では、体が適応を起こす条件が満たされません。

体力がある人が、比較的ゆっくりとしたテンポの腕立て伏せや自重スクワット、腹筋運動などをサーキット形式で行うこと自体は、決して無意味ではありません。