猫と犬はどちらが賢いのか。猫は記憶力のいいところと、よくないところが共存していて、1年前の不快感は覚えているが、1時間前の悪戯で叱られたことは全く覚えていないという。話題の達人倶楽部の『ゴロゴロ喉を鳴らすからって、喜んでいると思うなよ!? ネコの本音のホンネがわかる本』(青春出版社)より、紹介する――。
「猫より犬のほうが賢い」と誤解される原因
動物の頭のよさをはかる「脳化指数」という指標があります。これは、脳の重さと体重の比較を中心にして脳の発達程度をはかる指数で、ネコとイヌではごく僅差、ほぼ互角です。
他の実験では、ネコは、おおむね人間の1歳〜2歳児くらいの知能があるとされています。
経験的にいっても、ネコが相当の知的能力や学習能力を持っていることは、多くの飼い主がご承知でしょう。まず、ネコは、人間のすることを観察し、覚えることが得意です。
たとえば、ネコは人間の動作から、「カギ」がかかっていると、開かないことを学習します。ドアにカギがかかっていると、カギの部分を手でいじって開けようとするのです。
それでも、「イヌのほうがカシコい」と思われがちなのは、ネコの気まぐれなところが関係しているのでしょう。ネコは、そうした知的能力をいつも発揮するとは限りませんし、イヌのように人間の命令に従う習性も備えていないからです。

