論争が永遠に終結しないワケ

しかし、現実問題として、しっかりと「対話」ができる人が多いわけではありません。

それでも、時代は確実に変わっており、20代では割り勘が基本ルールとして浸透しつつあるようです。

彼らは最初から「共助」が前提の世代であり、会計時に探り合いをする必要がありません。一方で、上の世代ほど、過去のロマンスの記憶と今の厳しい現実との間で、支払いという行為に過剰な意味を乗せて自滅してしまいます。

この論争はいずれ収束するかもしれません。

しかし、そのたびに形を変えた「パートナーとしての適性を測る新たな儀式」は、これからも続いていくことでしょう。

そのとき私たちは、それをうまくクリアしようとするのか。それとも、違和感ごと相手と共有しようとするのか。

問われているのは、スマートに正解を「クリア」する姿勢ではなく、違和感ごと相手と共有しようとする姿勢のほうなのだと思います。

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