対面より文字で見返すことのできるチャットで

そもそも、20代の若手世代は、まだまだ成長途中にいます。上司世代がわが身を振り返っても、星の数ほどの失敗を経て、何年もかけてようやく一定の成果を出せるようになったのではないでしょうか。そう考えると、20代の社員を数字など見える結果だけで評価しようとするとどうしても不足感を持ってしまい、奥歯に物が挟まったようなほめ方になってしまいがち。「数字はイマイチだったけど入社2年目にしてはよくやったよね」というように。

長田麻衣『ほめられると気まずすぎてしぬZ世代、ほめて伸ばそうと必死になる上司世代』(徳間書店)
長田麻衣『ほめられると気まずすぎてしぬZ世代、ほめて伸ばそうと必死になる上司世代』(徳間書店)

それよりも、プロセスを細かいフェーズに分け、それぞれの段階で、取り組みの姿勢や立ち居振る舞いなども含めて数字ではないところを一つひとつほめていくほうが、若手世代の成長支援につながります。

また、フィードバック時は対面よりチャットを好む人が多いこともわかっています。理由は「チャットの方が文字で残るので後から何度でも読み返せるから」「じっくり読むことで理解できるから」。上司世代は対面を好む人も多いでしょうが、チャットで文字に残した後、口頭でポジティブな声掛けをすると、若手の安心感も高まるかもしれません。

対面でフィードバックした後は、チャットで見返せるようにフォローできるとさらに安心です。

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