「ナイキ1強」を印象付けたエアマックス狩り

オジサン世代に「ナイキ一強」の印象を強く植え付けたのは、1996年頃に起きた「ナイキエアマックス95」の過熱ブームではないでしょうか。人気が高まりすぎて品薄状態が続き、ついには着用者から強奪するという「追いはぎ事件」(エアマックス狩り)まで起きました。

この90年代半ばのスニーカーブームは、エアクッションやゲルといった衝撃吸収材をソールに内蔵して、メカニカルなデザインのアッパーと組み合わせた「ハイテクスニーカー」が牽引したもので、ハイテクスニーカーブームと呼ばれました。エアマックス95やリーボックのインスタポンプフューリーなどがその代表商品となりました。

airmax、reebok
左)発売から30年を経ても人気の高いエアマックスシリーズ(プレスリリースより)、右)リーボックのインスタポンプフューリー(プレスリリースより)

しかし、このハイテクスニーカーブームの寿命は短く、98~99年頃には完全に沈静化しました。