消すアプリ・消さないアプリの見分け方
とはいえ、現代を生きる僕たちにとって、すべてのアプリを消すのは現実的ではありませんよね。そこで、次のような「自分なりの基準」で整理してみましょう。
1「時間泥棒」なアプリは思い切って削除
インスタグラムやX、TikTok、YouTube、Netflixなど、気づくと数十分経っているような「エンタメ・SNS系」のアプリが対象です。これらは、脳を「受け身」の状態にさせ、余白を奪う最大の要因です。
2 「仕事用」は残してOK
マップやカレンダー、業務連絡に不可欠なツールなど、「特定の目的がある時だけ使うアプリ」は残しても大丈夫です。無理をして不便にしすぎる必要はありません。
3 「消すのが怖ければ」まずは隠す
どうしても削除に踏み切れない場合は、アプリを「トップ画面(1枚目)」から消すだけでも効果があります。
具体的には、
・奥に追いやる:フォルダに入れて、ホーム画面の3枚目以降へ移動させます。
・スマホの便利機能を使う:iPhone(2020年9月~のiOS14以降)であればアイコンを長押しして「ホーム画面から取り除く」を、Androidであれば「×」印を選んでみてください。アプリ自体は消えませんが、検索しない限り視界に入らなくなります。
ゲームのプレイ時間が30%低下した
「目に入らない」という状態をつくるだけで、脳を刺激するノイズは劇的に減ります。スマホに「呼び出される人生」から、自分がスマホを「道具として使いこなす人生」へ。
みなさんも、まずはアプリをひとつ、ホーム画面から整理することから始めてみませんか?
あるいは、画面をモノクロ(グレースケール)にすることで、スマホの利用時間を抑えられるという報告もあります。
たとえば、九州大学の研究チームの2025年の発表(※1)。これによると、人気ゲーム「Flying Gorilla」のプレイヤー8万人以上を対象にした実験で、画面をモノクロにしたところ、
・1日の平均プレイ時間が、最大約30%低下
・翌日もゲームを続ける「継続率」が約40%低下
したとのこと。

