「展示場の家を建てる部隊」はもれなく腕がいい

同じハウスメーカーでも、誰が担当してくるか、どんな人が施工するかによって、クオリティが変わることがあります。

滝島一統『得する不動産バイブル ハンコ押す前に読む本』(KADOKAWA)
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大手ハウスメーカーには数多くの設計士や営業マンがいますが、実力はピンキリです。

ハウスメーカーの家は部材を組み立てて造るプラモデルのようなものですが、同じガンダムのプラモデルでも、小学生が作ったプラモデルとプロのモデラーが作ったものではまったく異なるように、腕のいいプロが建てた家は細部までとてもきちんとしています。

とはいえ、ハウスメーカーの家であっても、施工する工務店がよくないと、レベルが下がります。では腕のいいプロとはどこにいるのか。それは本部直轄の展示場の家を建てる部隊です。会社の顔となる展示場の家を建てる部隊に建ててもらうのが、最も成功率が高いのです。

不動産会社を通じてハウスメーカーに依頼するのであれば、本部直轄の部隊に建ててもらいたい、と頼んでみましょう。

「一生に一度の買い物」くらい言いたいことを言おう

ハウスメーカーが不動産会社からの紹介を受けていない場合は、ご自身で直接本部に連絡してもいいでしょう。「私は御社で家を建てたいのですが、この地区で一番優秀な営業マンと設計士を担当に付けていただけますか? それが可能なら契約する考えがあります」と言うのです。一生に一度の買い物、それくらい言ってかまいません。

その道20年の優秀な営業マンと、入ったばかりの営業マンでは、社内営業の力が段違いです。社内営業力が強ければ、依頼主の要望も実現しやすくなります。優秀な営業マンを紹介してくれたら、その人に「下請けではなく、本部直轄の部隊に施工してほしい」と依頼しましょう。

家は展示場で見ても住み心地はわかりにくいもの。住んでみて失敗したと気づいても、取り返しがつきません。人生を左右するかも知れない大きな買い物です、勇気を出して言いたいことは言いましょう。

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