海外投資家が都心の物件を買い漁るワケ
ここにきて、一部の地区では、中古マンションの価格の頭打ち感が鮮明化しているようだ。通常、春先は進学、就職、転勤で住まいを移す人が増えるため、マンション価格は上昇するケースが多かった。ところが最近では、価格に下押し圧力が出ている物件もある。
ここ数年、国内の景気はそれなりにしっかりと推移した。企業収益は増え名目賃金も上昇した。物価も上昇した。2024年3月に日銀はマイナス金利を解除したが、追加利上げのペースはかなり緩やかだ。低金利環境は続いた。
物価上昇を上回る利回り確保に、不動産に資金を振り向ける投資家は増えた。それに伴い、中古マンションへの投資需要は急増した。国内の投資家に加え、中国など海外の投資家も豊洲や勝どきなど、“ウォーターフロント”の物件に資金を投じたようだ。
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