大きな病気になったとき、いい病院はどうやって探せばいいか。医師の牧田善二さんは「自分の命やその後のQOLに大きく関わる治療は、近くの病院に限定してはいけない」という――。

※本稿は、牧田善二『医療に殺されない 病院・医者の正しい選び方』(新星出版社)の一部を再編集したものです。

チェックのコンセプト
写真=iStock.com/champpixs
※写真はイメージです

自分の症状・病気に合った病院の見つけ方

手術を受けるような大きな病気になったときや、痛みが取れないなど大きくQOL(生活の質)を損なう症状・病気になったとき、信頼できるかかりつけ医がいる場合は、その医者に相談すれば、いい医者を紹介してもらうことができるでしょう。

しかし、まだ信頼できるかかりつけ医が見つかっていない場合は、最初に受診した医者から得た情報を元にして、自分でいい医者を探すことになります。

信頼しきれていない医者の言われるがままに行動してはいけません。

紹介された病院の情報を得ることに加え、別の病院についても自分で情報収集し、ベストと思える病院・医者の紹介状を書いてもらうことが大切です。

難しい手術が必要な場合は、ゴッドハンドと呼ばれているようなすばらしい医者を探すことでしょう。

ガンをきれいに取り除き、術後の回復も早い手術をする腕のいい外科医や、心筋梗塞を予防するカテーテル治療のスペシャリスト、痛みをきれいに取り除いてくれる優秀な医者などを探すということです。

知名度が高いゴッドハンドでなくても、腕のいい、すばらしい医者は、必ず全国にいます。このようないい医者を見つけ出すため、しっかりと時間をかけて情報収集を行いましょう。