加熱するならみそ汁や湯豆腐がおすすめ

いくら健康にいい食べ物でも、調理方法でAGEが増えてしまっては健康的な食べ物とは言えません。豆腐を食べるのであれば、加熱せずそのまま食べるか、みそ汁に入れて食べたり、湯豆腐にしたりすることをおすすめします。湯豆腐のAGEは565KUと冷や奴と近しいAGE含有量だからです。

発酵食品である納豆は加熱されていませんが、AGEは少し多めです。一方で「ナットウキナーゼ」という酵素による血液サラサラ効果による動脈硬化予防をはじめ、納豆は体にいい食べ物ですから、週に数回程度でしたらむしろおすすめです。

チーズを食べるならフレッシュなものを選ぶ

小腹が減ったときにすすめられるヘルシーなおやつとして、チーズやナッツがよく紹介されます。どちらも血糖値を上げる心配がないうえ、チーズはタンパク質やカルシウムが豊富で筋肉や骨を強くしてくれますし、ナッツには抗酸化作用が強いビタミンEや、脳の活性化や血管の若返りに役立つ脂質が豊富です。

その意味ではヘルシーなおやつと言われるのも納得なのですが、AGEのことを考えると食べる種類や量を考えたほうがいいでしょう。

チーズにはさまざまな種類がありますが、1食分のAGEの含有量が1000KUや2000KUを超えているものが少なくないからです。

いろいろなチーズ
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チーズのAGEが多くなるのは、熟成させる過程でタンパク質と糖質が同時に存在する時間が長くなるからです。モッツァレラチーズのような、熟成させないフレッシュなチーズはAGEが少ないので、チーズを食べたいときにはフレッシュなものを選びましょう。

ナッツはヘルシーなおやつとして紹介される際、必ず「ローストしていない」という但し書きがつきます。別に理由があるのかもしれませんが、ローストするとAGEが増えるので、その意味でも「ローストしていないナッツ」を選んだほうがいいということになります。

ただ、市販されているナッツはほとんどがローストされています。通販などでローストしていないナッツを購入することはできますが、わざわざ取り寄せるのを面倒に感じるかもしれません。

こまかいことを気にすると食べるものがなくなってしまいますし、ローストしてあるものは量に気をつけて食べましょう。