広告を出す

広告のメリットは、短期間で狙った見込客にリーチできる点にあります。おもな認知接点には以下のものがあります。

● Web広告(検索、ディスプレイ、SNS、アプリ内)
● マスメディア広告(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)
● 屋外・交通広告(屋外看板、交通媒体、リテールサイネージ)

freeeは、2013年にGoogle検索広告を開始し、キーワード拡張とモバイル最適化で未到達層へリーチしたところ、短期間でユーザー獲得数が2倍以上となり、リリース後1年4カ月で10万超の事業所を獲得しました。

https://services.google.com/fh/files/misc/google-cs-freee.pdf

広告を活用する際には、広告費を大きく投下する前に、まず費用対効果が合うか小さくテストをしてから、最も効果的なものに広告費を投下していくことが肝要です。

見込客を増やす6つの打ち手まとめ

スタートアップはリソース(人・お金・時間)が限られるため、すべての打ち手を同時に走らせるのは困難です。そのため、それぞれの打ち手の特性を見極めながら、現段階で最も投資対効果が高いと思われる方法を選ぶ必要があります。

これまで見てきた6つの方法は、それぞれ特性が異なります。

粂田将伸『起業の方程式』(技術評論社)
粂田将伸『起業の方程式』(技術評論社)
①紹介からのインタビュー

信頼性は高いが再現性が低い。仕組み次第で持続的な拡張力に変えられる。初期フェーズで商品開発と顧客発見に用い、中長期で持続的な顧客導線に活用できる。

②提携

構築に時間はかかるが、再現性/スケール性がある。

③トラフィック便乗

短期的に効きやすく、繰り返すほど認知が積み重なり、仕組み化して継続的に使えるため、中長期にも使える。

④自社発信

蓄積するほど資産になり、中長期の成長に不可欠。効果が現れるのに時間がかかる場合もあり、初期から仕込むことを検討。

⑤第三者発信

信頼性が高く拡散力がある。ただし、自社の実績やコンテンツがある程度必要。

⑥広告

再現性/スケール性があるが、適切なメッセージやターゲティングが整っていないと費用対効果が悪い。安定期やスケール期に向く。

紹介やインタビューで最初の信頼を得て学び
提携や便乗で再現性を築き
自社発信や第三者発信で信用と拡散力を高め
広告で一気に加速させる

それが、成果をあげる可能性を広げます。

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