平成の「エヌビディア」的存在だった

90年代の日本電産は小型精密モーターのメーカーでした。パソコンの冷却ファンやハードディスクを駆動させる超小型の精密モーターが主力商品です。ガラケーを振動させるモーターも製造していました。

中でも日本電産はHDD用モーターでは当時世界シェア7~8割を占めていました。これは経営の世界ではニッチトップと言って、競争相手が少なく価格競争が起きないことから高収益企業になれる状況です。

ひとことで言うと当時の日本電産は「小さい分野で世界のほとんどを握っている」優良企業でした。