なぜ、私は千趣会に投資できたのか?

私が千趣会に投資した(できた)理由、それは投資ではなく、レジャーと捉えていたからでした。それも、極上の体験型エンタテイメントとして、定期的に届く優待にワクワクし、そして、いつまで優待が続くかのドキドキ・ハラハラを楽しむようにしていたからでした。

保有する千趣会は、家族名義も合わせて複数単元・長期保有だったので、我が家には、年間2万円弱のベルメゾン買物券が届きました。ベルメゾンにはファッションを中心にインテリア、雑貨、食品など様々な商品があり、次の優待では何を買おうかと、優待券が届く頃になると、いつもワクワクしておりました。

そして、そんな優待がいつまで続くか(いつ廃止になるか)のドキドキ・ハラハラは、ギャンブルと割り切るように心がけていました。

優待が継続し、それまで受け取った優待の累計額が、株式購入額と等しくなれば、これは「元を取った」ことになります。そうなれば、その後、株価がどうなろうが損をすることはないので、この場合、そのギャンブルに勝ったことになります。

「負け」を挽回できるチャンスを楽しむ

しかも、「元を取った」後は優待が続く限り、その「勝ち」の金額は膨らみ続けるのです。

ただ、今回は(元を取る前に)優待廃止となり、私はギャンブルには負けたわけですが、その損失はギャンブル代として納得しています。もっとも、私は千趣会を売ってはいないので、その損失は確定したわけではありません。

将来、業績が回復してくれば、また、優待が復活するなどすれば、株価は上昇する可能性も十分あるわけで、その意味では、まだギャンブルは続いているとも言えます。つまり、売らない限り、「負け」を挽回できるチャンスを楽しみ続けることができるのです。

そう考えれば、ハッキリと「負け」が確定してしまう宝くじや競馬、パチンコなどと違って、わりのよいギャンブルと言えるのではないでしょうか(上場廃止となれば、完全に「負け」は確定しますが)。