イラン攻撃で使われたシステム

今回イラン、ベネズエラで米軍が使ったのはメイヴン(Maven)という、これら4つの基盤技術を軍事用に特化させてパッケージ化した応用システムである。

メイヴンは軍や諜報機関などさまざまな機関が上げてくる何兆もの断片的なデータ(衛星情報、ドローン映像、電子情報、傍受通信、人的情報など)を「統合」し、1日に約1000箇所もの最適な標的を捕捉、その攻撃方法・順序を決める。以前なら処理に少なくとも数週間ないし1カ月を要した分量である。

そうして作った、例えば敵の軍事施設や人員の動きのようなデータを、直観的に理解できるよう視覚化し、軍の指揮官に提供する。言わば戦争用Googleマップとリアルタイム情報ダッシュボードを組み合わせたようなものだという。