[対処法2]引くことは簡単、少しも疲れない
押されれば押し返すのが「感情の法則」のようなものですから、その逆に、引かれれば引いてしまうのもまた、感情の法則といえるでしょう。
気の合わない相手でも、あっさり「ゴメン」と言われれば、「そんな謝るようなことじゃないよ」と受けるのが、私たち人間です。押したり押し返されたりは疲れますが、相手を許容してこちらがすっと引いてしまえば、それで相手も押さなくなるのですから、楽なのです。しかも疲れません。
押し合いになっても決着がつくことはないでしょう。引き分けです。腹立たしさだけが残って、結局、なんの進展もありません。お互いにすっと引けば、これも引き分けです。でも腹立たしさは残りませんから、押し合うよりはるかにましということです。
[対処法3]「他人の気持ちは変えられないもの」と割り切る
「困った人」は、気遣いがない、常識がない、わかっていない、おまけにキレやすかったり感情的になりやすい傾向のある人です。
ですから教え諭して通じる相手ではないし、叱って素直に従う相手でもありません。それどころか、かえって悪感情をまともに浴びてしまい、あなたのほうがキレてしまいかねません。
他人の気持ちや感情を変えることはできません。悪い感情はとくにそうです。となると、相手にしないで放っておくしかありません。
職場だからそうもいかない……ということでしたら、なるべく自然に距離を取って、淡々と報告をしたり仕事を依頼したりすればいいでしょう。それが結局、あなたが感情的にならずにものごとを進めていく最善の方法です。
他人は変えられないものと割り切ってください。

