「真面目すぎる」と助けてもらえない

もしあなたが、良好な関係性の同僚に助けを求められたら、どう感じますか。頼られていることでちょっと嬉しい気持ちになりませんか。反対の立場でも同じです。大切なのは、普段からのコミュニケーションなのです。

職場における良好な人間関係は、特別なイベントでできるものではありません。日常の小さなやり取りの中で、少しずつ信頼が積み重なっていきます。そして、その信頼があるからこそ、困ったときに周囲はこう声をかけます。「大丈夫?」「手伝おうか?」。この言葉は、突然生まれるわけではありません。関係性が育った結果として出てくるものです。

一方で、助けてもらえない人の多くは、決して冷たいわけではありません。むしろ真面目で、人に迷惑をかけたくないという気持ちが強い人です。ただ、その思いが強すぎて、忙しそうで話しかけにくい雰囲気を出してしまったり、困っていても「大丈夫です」と言ってしまったり、雑談やちょっとした会話を避けてしまったりすることがあります。周囲は悪気なく、「この人は一人でやりたいのだろう」と受け取ります。その結果、少しずつ距離ができてしまうのです。