根本的治療なら「舌下免疫療法」
最後に「花粉症の薬をずっと飲み続けたくない」「花粉症のつらい症状を根本的にどうにかしたい」と思う人には、「舌下免疫療法」をおすすめします。
これは毎日、スギ花粉エキスを少量ずつ舌の下に投与し、3〜5年かけて免疫を再教育するという根本的な治療法です。3年間の治療で、花粉症の症状を約46%抑制できることが示されていて、治療をやめた後も効果が続くという特徴があります(※7)。
全員が必ず薬をやめられるわけではありませんが、症状が軽くなる、薬が少量で済むといった効果は期待できます。治療を開始できるのは、花粉の飛散が終わる6月以降が目安です。効果が出るのは半年〜1年後くらいなので、次のシーズンからになりますが、ラクになったという人は少なくありません。5歳以上なら治療を行うことができますので、興味がある方は耳鼻科・小児科で相談してみてくださいね。
※7 Sakurai D, Ishii H, Shimamura A, Watanabe D, Yonaga T, Matsuoka T. Sublingual immunotherapy for Japanese cedar pollinosis: current clinical and research status. Pathogens. 2022;11(11):1313.

