正職員の看護師を選んだ35歳男性
健太さん(35歳・旧帝大卒・年収約800万・インフラ系)は昨年、結婚相談所で出会った看護師の女性と入籍しました。
「看護師資格がありいつでもどこでも働けるので、彼の転勤先にも付いていきたい」と言ってもらえたことが素敵だと感じたそうです。
健太さんの仕事は国内外への転勤が伴います。結婚後に配偶者が仕事を辞める時期があっても構わないと考えていましたが、それでも彼は「正社員として働いている女性」の中から相手を探しました。その理由は、過去に海外赴任中に出会ったある女性との経験にあります。
30代前半のころ健太さんは、駐在先でワーキングホリデーに来ていた日本人女性と数回デートをしました。
「彼女は日本での会社員生活に無理を覚えて、ワーホリに来たようでした。ところが、現地では日本人経営の日本食レストランでバイトし、余った食材を持ち帰りながら格安家賃のホームステイで『ゆるゆる』と生活していたんです。彼女は言いました。『今が快適すぎるので、日本に戻ったらもう働きたくない』と」
「派遣社員の女性と結婚した男は周りにいない」
健太さんは、彼女を養い続けるイメージが全く湧かなかったといいます。
「タイプでないわけではなかったのですが、彼女が送っているゆるい生活を、将来私一人の稼ぎで再現できる自信がなかった。それに、30歳手前でキャリアを捨てて海外に来ておきながら、大したスキルも身につけず『戻ったら働きたくない』と言う。『どういう将来設計で、その人生を選択したの?』と疑問に思いました」
健太さんが不安視したのは、人生の各ステージを共に乗り越えていくだけの「地に足のついた人生観・金銭感覚」を持っているかどうかでした。ワーキングホリデーに来ている女性の中には将来設計がなかったり、金銭感覚がズレていると感じるような人が多くいたそうです。
「結婚している私の同級生たちは、学生時代の彼女と結婚しているケースが多いです。みな大学卒業後は正社員として働いてきた女性ばかり。独身時代から派遣社員だった女性と結婚したケースは、私の周りにはいません」

