トライアルGOが狙うシンデレラフィット

なにぶんミニスーパーは、コンビニの標準面積「建物面積60坪」があれば建設できるため、物件転用は見事な「シンデレラフィット」だ。

「セブン‐イレブン」店舗
筆者撮影
「セブン‐イレブン」店舗

オーナーにとっても、物件の大家に専念しつつミニスーパー2社の親会社「イオン」「トライアル」から賃料を得ることができ、何よりコンビニ経営に汗を流さずとも収入は途絶えない……ミニスーパー2社も、こういった「コンビニ跡地案件」の転用を、進出する上で目当てにしているだろう。

2026年2月に発表された「トライアルホールディングス」の中期経営計画の発表では、「トライアルGO」について「3年間で100店舗の新規出店」と、一挙に20倍も店舗網を拡大する目標が掲げられた。今後どれだけ首都圏で物件を確保し、勢力を拡大していけるのか。期待をもって見守りたい。

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