バブル崩壊後に見られた失敗
私が住む地域の人や建物が様変わりした背景には、こんな事情もありました。土地の価値が年々上がるのが当然だった頃は、銀行がその土地を担保にお金を借りることを勧めてくることがあり、誘いに乗った人が結構いました。
借りたお金を株や別の土地の購入に使って資産を増やすというのが、一部の人たちの間で当たり前のようにやられていたのです。バブル経済の崩壊後、状況が大きく変わって、こういう人たちがたいへんな思いをさせられたのは周知のとおりです。
このことから得られる教訓は、世の中は常に変化するもので、「正しい」とか「価値がある」というのもそのときどきで変わるということです。たとえば、土地はあるときまで「上がるもの」というのが常識でしたが、バブル経済の崩壊以降は「下がることがある」というふうに人々の認識が大きく変わりました。
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