「端の席」の発言が減る3つの理由

端の席に座ると、何が起きるのでしょう。そこには、私たちの行動を決める3つのメカニズムがあります。

【①表情が見えないと心理的距離が生まれる――視野60度の法則】

人は視野の中心約60度の範囲で、相手の表情を正確に読み取ることができます。この範囲に相手がいると、表情から意図が伝わりやすいため、会話がしやすいのです。逆に、この範囲から外れると、相手の反応がつかみにくく、「ちゃんと聞いてもらえていない」と感じやすくなります。

中央の席では少し首を動かすだけで複数の参加者の表情が視野に入り、反応を読み取りながらテンポよく会話ができます。一方、端の席では多くの参加者が視野の外に位置し、表情や視線が見えにくくなります。