リーダーは「端っこ・横並び」に座るといい
【A席(お誕生日席):「指示待ちモード」になる】
最も見晴らしのよい上座(かみざ)です。ここにリーダーが座ると、メンバーを「見下ろす」構図になり、リーダーの視線を意識します。会議は「リーダーへの報告」という一方通行になりがちです。
その結果、メンバーの主体性が低下。自分で考える力が育ちにくくなります。
【B席(中央位置):「圧力と緊張」が高まる】
リーダーが中央に座ると、発言がどうしてもリーダー中心に流れやすくなります。対面のメンバーは常にリーダーの視線を受ける位置にいるため、圧迫感を感じ、意見を言いづらくなります。その結果、リーダーを中心とした「報告の往復」になりやすく、メンバー間の対話やアイデアが出にくくなります。
【C席(端・横並び位置):「任せて見守る」効果】
一見「傍観者の席」に見えますが、メンバーは「自分で考え、意見を出す余白」を感じます。また、横並びに座ることで「一緒に課題を解決する仲間」という感覚が強まり、心理的距離が自然と縮まります。その結果、メンバーの発言が増え、対話が活発になります。
黙っていた人が“発言しやすくなる”
リーダーは、テーブルの端のC席に座ると、メンバーの自律性が高まります。「少し距離を取って見守っている」というポジションになるからです。座る位置を変えるだけで、これまで発言しなかった人が無理なく発言しやすくなります。
家族会議や仲間との会議でも同じです。毎回座席をシャッフルしましょう。座る位置が変わるだけで、その人の「話しやすさ」が激変します。
営業チームの朝礼でも試してみてください。座席をシャッフルすると、いつもは話さない人が、中央に座った途端に提案を出すこともあります。実際、田中さんをテーブルの中央に移すだけで、その後の会議での発言量が大きく増えたといいます。
あなたの会議では、いつも同じ人が同じ席に座っていませんか。

