いつも周囲に助けてもらえる人には、共通する特徴があった。誰からも手が差し伸べられる「徳」の正体とは何か。敵対する人すら協力者に変える、科学的に裏付けられた秘密とは。

困った人がいれば助けたくなるのはなぜか

その長い歴史において、人類は猛獣のような爪や牙を持つことがなかったので、お互いに協力することで生き延びるしかありませんでした。お互いに協力し合って狩りをしたり、農耕をしたりすることでどうにかこうにか生きてきたのです。

そのためでしょうか、現代に生きる私たちにも「お互いに助け合う」という遺伝子がしっかりと受け継がれています。人間が「社会的動物」と呼ばれるゆえんです。