将来を期待していた優秀な中堅社員が、次々と職場を去っていく。多くの離職は、本人のわがままではなく、上司の勝手な「気遣い」に原因がある。スリール代表の堀江敦子さんは「思い込みの『配慮』が部下を絶望させる」という──。

多くの男性が感じる不安 「両立は絵に描いた餅」

子どもがいない男性の56.4%、子どもがいる男性の66.3%が、仕事と育児の両立に不安を抱えて転職・退職を検討している――。

スリールが公開した「両立不安白書2025」で明らかになったこの調査結果には、多くの反響がありました。仕事と育児を両立する悩みは女性に偏るものと考えられてきたため、「男性もここまで追い詰められているのか」という驚きをもって受け止めた人が多かったようです。