アナログの強みは「俯瞰できること」

予定管理ツールとして「紙の手帳」を一番に挙げる人は減少傾向にある。しかし、文具や雑貨を扱う大手チェーン店では手帳の売り上げが前年に比べて2025年は約10%増加したという報道もあるなど、アナログ人気が復活しているようだ。スマホのカレンダーと紙の手帳を併用する人も増えている。

文房具の開発を手がけるステーショナリーディレクターの土橋正氏は、「アナログ手帳を使うメリットとは、“俯瞰ふかん”ができること」だという。

「細かい機能でいえば、紙の手帳はデジタルに到底及びません。スマホのカレンダーには5分刻みで予定を入力したり、色分けをしたりすることもできる。それに対して紙の強みは、操作しなくても先が見渡せて、直観的に予定を把握できることだと思います」

今回、土橋氏が本誌読者のために厳選してくれた手帳は、どれも“俯瞰”に特化しているのが特徴だ。

「私も含め、今40代半ば以上の世代が働き始めた頃、スケジュール管理はアナログが当たり前でした。そのため、『重要なことは紙にも書いておいたほうが安心』と感じる人が多いようです」

紙に書くことで頭の中も整理される。デジタル時代だからこそ使いたい、2026年の最強手帳を紹介していこう。