投資の前に、借金返済が基本
金利の引き上げは、急激に上がってきた株式市場をクールダウンさせる効果もあるので、今後、株価が下がる可能性があるということ。
だとすれば、今やらなくてはいけないことは、投資ではなく借金の返済でしょう。
特に多額の住宅ローンが残っているという人は、固定金利に変えておくか「繰り上げ返済」をしましょう。「固定金利」も金利が高くなっているので、「繰り上げ返済」が効果的です。
たとえば、変動金利35年ローンを金利0.3%で2000万円を借りて1年になる人が、100万円を「繰り上げ返済」すると、支払う利息が約10万4000円減少します(期間短縮)。
これは、100万円を投資して確実に110万円のリターンになるのと同じ。「確実」というところが投資と違うところです。
国は2027年から「こどもNISA」をスタートさせ、「子どもの将来のために資産形成を」などと言っていますが、本当に子どもの将来を考えるなら、今のうちに借金を減らし、金利が高くなっても、返済で家計が苦しくならないような状況をつくっておくべきでしょう。


