朝からダルさを感じたらどうすればいいか。睡眠コンサルタントの友野なおさんは「『朝からだるいな』と感じているときには、気合いで乗り切ろうとするのではなく、自然にエンジンがかかるように環境を整えていくほうが、ラクだし効率的だ。東京ガス都市生活研究所が発表しているデータでは何もしない人の3倍も疲労感が和らぐ行動があることがわかった」という――。
※本稿は、友野なお(著)、山口佐知子(編集協力)『新版 わたしを救う睡眠パーフェクトブック』(大和書房)の一部を再編集したものです。
毎朝、すっきり目覚めるための2つの習慣
「アラームで目覚めても、『まだ寝ていたい』と思う」「朝はなかなか調子が上がらず、午前中はボーッとしている」……というような、朝に弱いタイプの人たちの悩みは尽きません。
すっきり目覚め、起きてすぐ元気に活動するための、ちょっとした工夫があります。
次の2つは今日からすぐに実践できるものですので、ぜひ試してみてください。
・寝る前にカーテンを10cm開けておく
前の晩、ベッドに入るときに1秒でできる“気持ちよく起きる準備”が、「カーテンを10cmほど開けておく」、もしくは「レースのカーテンだけを使用する」という方法です。
ポイントは、外が明るくなるにつれて寝室内も自然に明るくなるということ。朝の光のパワーを活用することで、アラームで無理やり起こされるよりもずっと爽快に目覚めることができます。
睡眠や覚醒のリズムと深い関わりのある「体内時計」は、光に影響されています。
私たちが眠気を感じるのは、朝の光を浴びてから約15時間後です。たとえば、朝7時に光を浴びた場合、夜は10時を過ぎると眠くなるというメカニズムになっています。

