五感を使って、脳をリセットする

【STEP②「抜くスイッチ」を持つ】

集中を切るためには、明確な「合図」が必要です。この合図のことを、私は「抜くスイッチ」と呼んでいます。それは、あなたの脳に「ここで集中は終わりだよ」と伝える、ちょっとした動作や習慣のことです。私の場合、次のような「抜くスイッチ」をいくつか持っています。

・コーヒーを飲む(味覚で脳を切り替える)
・顔を洗う(冷水の刺激で感覚をリセット)
・部屋を出る(視界と空気を変える)
・イヤホンを外す(音の入力を止める)
・机の上を片づける(区切りの儀式)

屋上でコーヒーを飲んでいる女性
写真=iStock.com/lielos
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こうした小さな動作を「合図」にすることで、過集中状態に入っている脳から、スッと抜け出すことができるのです。このとき特に効果的なのが、「五感」を使うこと。味覚・嗅覚・触覚・視覚・聴覚――どれかひとつでも「それまでと違う刺激」を与えると、脳は「モードが切り替わった」と認識しやすくなります。たとえば、