古い細胞を生まれ変わらせる! ノーベル賞受賞で脚光を浴びた体内の細胞をリセットする機能は一定時間食を絶つことで働き出し、生活習慣病の予防・改善などが期待される。安全で効果的な断食を解説。

古い細胞を新しく蘇らせて活力を得る

食べすぎはあらゆる病気のもとになります。過食を続けると体は消化不良を起こして、腸内で腐敗菌が増殖します。腐敗菌は必ずアンモニア(アミン類)をつくります。そのため腸内は毒性の強いアミン類だらけになり、便とおならは一気に臭くなります。特に肉類や糖分を多く摂る食生活をしていると、アミン類が発生しやすくなり、それが大腸がんや潰瘍性大腸炎、小腸がんなどの原因となるのです。

問題は消化器官だけでなく、アミン類は小腸や大腸の壁から吸収されて、血中に入ります。血流に乗って全身に回っていきますので、あらゆる慢性病の原因になります。例えば、アミン類が膵臓に悪さをすると、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を阻害して糖尿病を起こすのです。

そこで健康維持や病気治療の第一歩となるのが「断食」です。断食は腸内の腐敗を防ぎ、アミン類をなくすなど病気の根本原因を除去するので、症状がおさまって病気が治るのです。