「加齢による筋肉減少」は病気を引き寄せる

コンビニやスーパーで、プロテイン入りのドリンクや栄養補助食品が当たり前に売られるようになっています。健康志向の高まりとともに、たんぱく質をとることの大切さがようやく認識されてきたということでしょう。裏を返せば、普段の食事でたんぱく質が足りていない人がそれだけ多いということでもあります。

たんぱく質は、老化を遅らせるために最重要の栄養素といっても過言ではありません。体を鍛えたい人や、成長期の子どもだけではなく、すべての人が毎食欠かさずにたんぱく質をとるべきなのです。

たんぱく質には、重要な3つの役割があります。まず、人間の体の細胞はすべて、たんぱく質がないとつくれません。筋肉、皮膚、爪、髪の毛はもちろん、全身の骨も、体積比にして約半分がたんぱく質のコラーゲンでできています。たんぱく質は体の総重量のうち30~40%も占めており、残りがほぼ水分であることを考えると、まさに体をつくる「主原料」といえます。