ビジネスを成功に導くための接待だが、主たる目的は、接待相手に心地よい時間を過ごしてもらうこと。成功、失敗は、別れ際の挨拶ではっきりする。「また機会がありましたら飲みに行きましょう」と言われたらNGなのは、なぜなのか。(内容・肩書は、2017年12月18日号掲載時のままです) 

日程調整は3カ月前から

年末年始の忘年会・新年会シーズン。接待の幹事役を任された方は、面倒な役柄だなと思うかもしれませんが、接待も大事なビジネス。相手に喜んでもらえれば、あなたの社内評価も上がるので、万全の態勢で臨みたいものです。

接待の準備で最初にすることは、接待相手との日程調整です。相手が部長や役員クラスなら多忙ですから、できれば3カ月前からスケジュールを押さえるのが望ましいです。お店はそのあとで大丈夫。場所は追ってご連絡しますと伝えておけば、むしろワクワク感も増します。ただ、年末年始は混み合いますので、仮予約で店を押さえたうえで、探すと安心です。

(撮影=石橋素幸 構成=田之上信)