本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2024年5月6日レター)
──日本の金融グループは2000年代に3メガバンク体制に収斂されました。その中で、みずほグループの発足に立ち会った堀さんは、「世界の5指に入る強力なプレーヤーとなる」とスタートした同グループが国内3位に甘んじている理由のひとつとして、証券分野の弱さを挙げていますね。どういう事情があったのでしょうか。
【堀】戦後日本の金融史を振り返ると、銀行(融資)と証券(投資)が車の両輪のように発展することが日本経済の成長のために望ましかったと思います。しかし長い間にわたって銀行の方が証券よりも力を持っていました。そのため銀行には優秀な人材が集まり、証券会社には残念ながら超一流の人材は集まらなかった。
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(構成=今井道子)

