佐賀県・武雄市長
1969(昭和44)年11月、佐賀県武雄市生まれ。佐賀県立武雄高校、東京大学経済学部卒。総務庁(現総務省)に入庁。内閣府参事官補佐、総務省大臣官房参事官補佐、大阪府高槻市市長公室長(出向)、総務省秘書課課長補佐などを歴任。2005年に総務省を退職し、06年に武雄市長に当選。08年に武雄市民病院の経営形態をめぐって市民グループが市長リコールを固めたために市長を辞職、出直し市長選で当選。09年に市長に再選。14年4月に3選。武雄市図書館の管理運営を、TSUTAYAを運営する民間企業のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委ね、世界規模のコーヒー店チェーンのスターバックスの出店を認めるなどの図書館改革や、武雄市民病院(現新武雄病院)の民間委譲などを推進して全国的に注目を集めている。2012年1月に「AERA」の「アエラが選ぶ 日本を立て直す100人」、10月に「日経ビジネス」の「次代を創る100人」に選出される。著書に『首長パンチ』(講談社刊)、『「力強い」地方づくりのための、あえて「力強い」戦略論』(ベネッセコーポレーション刊)。近著に、図書館改革を取り上げた『沸騰!図書館』(角川書店刊)がある。