前野 ウルド 浩太郎(まえの・うるど・こうたろう)

前野 ウルド 浩太郎
昆虫学者(通称:バッタ博士)
1980年秋田県生まれ。秋田県立秋田中央高校卒業、弘前大学農学生命科学部卒業、茨城大学大学院農学研究科修士課程修了、神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(国際農研)主任研究員。アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。著書に、毎日出版文化賞特別賞、新書大賞、ブクログ大賞を受賞し、21万部を突破した『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)、その児童書版『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』(光文社)、『孤独なバッタが群れるとき』(光文社新書)がある。