「ゴールデンタイム」に作業をしてはいけない
私も、このドイツ流のワークスタイルを取り入れて、1日の使い方が一変しました。
もともと、朝型ではあったので、朝5時には起床。瞑想、軽いランニングといったルーティンを終えてから、集中力が必要になるタスクに取り組みます。
この午前中の時間帯は、誰にも邪魔されない、貴重な自分専用タイムです。
本業に取り組むときは、大事なプレゼンテーションのアイデア出しやストーリー作りなどに充てています。
ここでのポイントは、プレゼンテーションの資料作成という「作業」に、この貴重な「ゴールデンタイム」を使わないことです。
クリエイティブなタスクに使うべき
プライベートでも、この午前中の時間を使って、本書の執筆に取り組みました。頭がクリアに冴え渡り、新しいアイデアがポンポン出てきました。
この時間帯は、最も創造性が高まる時間なので、新しいものを生み出すクリエイティブなタスクに使うべきだと、ドイツ人に教えてもらいました。
午前中の仕事が終わり、ランチを済ませます。
デュッセルドルフの市内、私が勤めていたオフィスの裏手には、広大な森が広がっていました。