マニュアルに縛られない、フレンドリーな接客
サンカラリゾートに滞在して感じたのは、「マニュアルを超えたサービス」です。サンカラリゾートの従業員は、ホテル業界の経験を問われることなく、やる気で採用し最低限のルールだけを決めてあとは自分で考えて仕事をしていくという自主性を重んじています。
サンカラではホテルの従業員と宿泊者という関係が、リピーターになるうちに親戚づきあいのようなフレンドリーな関係に変わっていきます。一般的なマニュアル対応ではなく、毎回同じバトラーが対応し、彼らがお客様のために趣向を凝らしてサービスをしているのです。
マニュアルとは「最低限その業務を行う上でおさえなければいけないポイント」のことであり、それを踏まえて従業員が自ら考えて行動しています。よって、「マニュアルに書いていないからできない、やらない」ということはサンカラスタイルではないのです。
サンカラ運営の大きな特徴は「sankara original seven initiatives」と呼ばれる独自の仕組みがあることです。世界に通用するホスピタリティサービスの提供を目指しています。
本システムを取り入れているのは、マニュアルなどを作成することによりサービスのクオリティを均一化させ、できる限り「接遇業務(サンカラの場合はバトラー制)」にエネルギーを集中し、より高いレベルでのサービスを顧客に提供することを実現するためです。
すべての業務を可視化することで全スタッフが他部署への理解を持ち、ITツールを活用した「情報共有」により顧客情報を共有し「感動するサービス」を実現しています。
名棟梁が手がけた歴史的建物でのおもてなし
【おもてなし部門】越前あわら温泉 つるや
住所:福井県あわら市温泉4-601
源泉温度も非常に高く価値あるかけ流しです。名棟梁・平田雅哉氏の設計施工による歴史的建物としても有名ですが「おもてなしの心ここに極める」という言葉のとおり、おもてなしは群を抜いています。