子どもたちに見る読書の効用
子どもたちを見ていると一人ひとり本の好みや読書の生き方が違います。
中2の長男はとにかく読むのが早く、これおもしろいよと渡すと一瞬で(という表現が本当に合う気がする)読んでしまいます。先日『トヨタの片づけ』を渡したところ、数分後にはもう読み終わったとのこと。読んだふりなのかな? と思い、「片づけができない人って何で仕事が遅いんだろうね~?」と聞くと「仕事の効率が悪いから」と即答されました。長男の場合、読書は勉強面で生きているようで、試験問題を読むスピードや理解するスピードがとても速いです。
中1の長女は小説が好きで、同じ本を何度も何度もじっくり読むタイプ。詩を書いたり、読書感想文を書いたりするのが得意で感受性が豊かに育っている感じがします。
小5の次女はいわゆる小学生の女の子向けの物語をよく読んでいますが、特徴的なのは伝記ものが好きなこと。マザーテレサやヘレンケラーなど女性の伝記が好きです。
小2の三女はジャンル問わずいろいろ読む雑食タイプ。話の流れから言葉の意味を推測するのが得意です。時々意味を勘違いしていることもあるので訂正することもあります。
幼稚園年長の四女は声を出さずに読むことができるようになりましたが、3歳の次男に読み聞かせもしてくれるので助かっています。
3歳の次男は生まれた時から家にゲームやタブレットがあるデジタルネイティブなせいか、他の子たちよりも本を読んで! ということが少ないような気がします(泣)。ですが、接続詞をうまく使いこなすところは上の子たちの音読を聞いたり、読み聞かせの効果かなと思います。